2013年8月22日木曜日

NEW/POSTwebmagazine "Liverary"ができるまで#01


2年くらい前だったら、みんなmixiに日記書いてたのにね。
最近は、本も読まないし、文章も書かなくなった。書いても140文字。
たまには長文を書きたくなったので、書きます。

最近は、海でPVの撮影手伝ったり、
屋上でBBQして、東京遊びにいって、帰って来て直行でまた公園BBQしたり、
そんな熱い夏休みを過ごしていました。。












そんな夏休みの少し前から(少しどころかけっこう前から)、
Sundwichチームと、ON READING黒田さん達と、夜な夜な、
名古屋エリアを中心としたカルチャーWEBマガジンを作ろうと、
ときどき集まってミーティングをしています。もう3、4回くらい集まったかな〜。

とりあえず、名前はLiveraryに決定しました。
けっこう前に思いついて、実はずっと温めてました。。。当選してうれしい!

もちろん、Library(=図書館)をもじってます。
ですので、様々な人や情報が集う、新しい場にしたいな、
と思ってます。
THISIS(NOT)MAGAZINEも、ライブラリの中の1冊(=1人)として精進します。

さて、
普段、雑誌をあまり読まなくなったことないですか?
ぼくは、付録目当てでたまにファッション誌を買ってしまいますが、それくらいです。

というか、
結局、ツイッターかFacebookとかをずっと見ちゃってる自分がいる。
PCか、iPhoneでずっと見てる、で、LINEかメールが飛んで来たら返信して。。。
ひどいときは、iPhone握りしめながら朝を迎える、、、そんな毎日なのですが、

今日、たまたまfb上に、口ロロの村田シゲさんがUPしていた興味深い動画がありました。
うっかりみていたら、あっという間に、二時間半経過、、、。

音楽雑誌MUSICAの発行人:鹿野淳
vs
総合カルチャーWEBメディア「ナタリー」編集長:大山卓也

「音楽メディアってなんだ!?」というタイトルから逸れまくって、
WEBと、紙媒体、結局、どっちが優れているのか?!という話に突入して、お互いまったく譲らない...
(時間がある方は見てみて下さい☟2時間越えですw)




冒頭部分は、かなり欠伸しながら見てしまってましたが、

物書きをしている人、しかも、音楽ライターは特に、
ねじれ曲がっている人が多い気がしますが、
やはり、文章で人を引きつける仕事をしているだけあって、
言葉のチョイスや、使い方、話し方が魅力的で、ついつい引き込まれてしまいました。
(途中、話、なげえよ!って思うときもあるけど、こういう冷静ながらも熱い人、嫌いじゃない!)

やはり、高校〜大学と、自らの青春時代をともに歩んで来た(?)
我らが「rockin'on JAPAN」で編集長を務め、いまだに音楽ジャーナリズムを叫びながら「MUSICA」という雑誌をメインにサヴァイヴしている音楽ライター・鹿野淳。。。恐るべしです。

一方、WEBでのカルチャー系ニュースサイトとしては国内最大手と言っても過言ではない
「ナタリー」のトップ、大山卓也氏も初めて見たけど、かなり曲者。
なんだかへらへら笑ったり、かったるそうにしたり、
芯があるようなないような感じで、だけどなんか憎めない...
熱く燃え上がる鹿野氏を、涼しい顔で見守りつつ、
ウィットに富んだ切り返しで会場に笑いを起こさせる・大山氏...
というパターンが100回くらいありました^^


忘れないうちに、内容をかいつまんだ、というか、
メモに近いけど、こんな感じでした。(自己解釈含む)
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紙にできること、できないこと。
WEBにできること、できないこと。
さて、何でしょう?


WEBにできないことはない???
だけど、ジャーナリズム、オピニオンを伝えるには向いてない?

紙メディアには、思いを伝える、"何か"がある??
それは、紙メディアで育ってきた僕等の幻想に過ぎない??

フリーで、どこでも誰でも手軽に読める、便利な、WEBメディア。
その一方で、
雑誌メディアは購入者しか読めない、敷居の高い、紙メディア。
しかし、
対価を支払ってでも読みたいと思わせるのが、(有料)雑誌メディア。

無料で、端末さえあれば、どこからでも見れる、
インターネットメディアはたくさんの人が読むことができる?

その分、受動的な読者が多い。
能動的な読者は、やっぱり、雑誌メディア/紙メディアを買ってでも読む。

無料だと、たくさんの人が読んでいる?(目にすることができるだけ?)
有料だと、たくさんの人が読む機会を逃してしまっている?

きっかけづくりに最適なのは、WEB?
だけど、実際の行動に移させる、
煽動力は、やはり雑誌や紙メディアのほうが強い?


●既存のWEBメディアの特性まとめ
無料。
簡単に発信できる。
情報が早い。多い。だけど、浅い。

●既存の雑誌メディアの特性まとめ
買わないと読めない。
作るのが困難。
情報が遅い。WEBよりは少ない。だけど、深い。
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では、僕等が作ろうとしている、NEW/POST webmagazine「Liverary」にできること。。。


なんでしょう????


この対談の中にも出てくる話で、両者の討論のスタイルを見ていても、すごく思ったのは、
メディア=「人」ということ、
それを体現し、うまくファンを得てきたのが、「rockin on」などの音楽雑誌で、
それらを暑苦しくも愛おしい存在としてきたんだと思いました。

で、一方、webメディアには、
キャラクター、人格がない。
むしろ、そこを消してる。。。んだそうです。

そこを鹿野氏は突っ込みます。
「どうして、もっとキャラを出さないんですか?こんなにトークもできるのに〜!」
と。

大山氏は、「いや、僕はいいっすwww」と言ってかわす。
そんなシーンも印象的でした。

ということで、改めて考えさせられたのは、
雑誌は、確実に、つくってる「人」が重要だけど、
WEBは、「情報」が最重要で、作り手の主観などはいらないっと
されてきたこと。
つまり「キャラ」の部分は削ぎ落とされてきた。


じゃあ、

「Liverary」は、

人格を宿らせる、WEB MAGAZINE

にしよ〜...

いや、
WEB MAGAZINEに、体温を宿らせる。
やっぱこっちにしようかな。。。



そんなことを思いました。
いや、でもこれ、まだ明言はできないけど、
「Liverary」を始めるにあたって、僕がかなり重要な要素のひとつに考えていた構造とリンクしてます。

やばい!ハードルが上がってきた!秋頃にはオープンしたい!頑張ります!

では、最後に、、、
そんなLiveraryリリースに向けて、参考にさせていただきたいので、
ちょっとしたアンケートにお答え下さい。
答えてくれた方には、後日、素敵な何かをプレゼントします。
どうぞご協力くださいませ。
https://customform.jp/form/input/1145/